削る量を最小限に抑えた治療
削ってしまった歯は、元には戻りません。
健康な歯を守るため、
当院は「削る量が少ない」治療にこだわります。
- 「削りすぎない」虫歯治療
- 削る量の少ない「接着性ブリッジ」
削ってしまった歯は、元には戻りません。
健康な歯を守るため、
当院は「削る量が少ない」治療にこだわります。
歯を削りすぎると、歯の寿命が短くなってしまうことをご存じでしょうか。
虫歯の治療を繰り返し、何度も何度も削っていると、そのうち削るところもなくなってしまいます。最終的には歯を抜いて、インプラントや入れ歯が必要になります。
これを防ぐため、尾山台駅前スマイル歯科では、削る量の少ない治療に取り組んでいます。
以下、詳しくご紹介します。
虫歯になった部分を削って取り除くのが、虫歯治療の基本です。しかしながら、この基本を徹底すればするほど、健康な歯まで削りすぎてしまうというリスクが生じます。
虫歯の部分だけを取り除き、健康な歯は一切削らないことが理想なのですが、この理想を実現するにはさまざまな壁があります。尾山台駅前スマイル歯科では、この壁を乗り越えるため、次のような取り組みをしています。
虫歯になった部分だけを精密に削るためには、ミクロン単位の精度が求められます。患部を肉眼で見ながら削っていたら、とてもこの精度では治療できません。このため、当院では「高倍率ルーペ」を利用して、拡大した患部を見ながら治療を行っています。
次の画像は、高倍率ルーペで1000円札を見た様子です。肉眼に比べてどれほど精度の高い治療が行えるか、一目瞭然です。
虫歯を削る際、当院では「う蝕検知液」という薬品を使います。う蝕検知液を虫歯に塗ると、虫歯になった部分だけが染められます。着色された部分だけを削っていけば、健康な歯を残し、虫歯になった部分だけを取り除けます。
「ブリッジ」は、失った歯を補う治療法として、多くの患者さんに利用されています。「ブリッジ」では、失った歯の両側の歯を削り、両側の歯を支えとして被せ物を取り付けます。この治療法の一番のデメリットは、支えとなる健康な歯を大きく削る必要があることです。
健康な歯を大きく削ることで、歯の寿命は短くなってしまいます。これが嫌で、ブリッジではなくインプラントを選択される患者さんも少なくありません。
接着性ブリッジ
当院でも一般的なブリッジ治療に対応していますが、健康な歯を「大きく削りたくない」という要望に応え、「接着性ブリッジ(ダイレクトブリッジ)」という治療法を用意しています。接着性ブリッジは、人工歯を両隣の歯に接着して固定するので、被せ物を装着するように大きく削る必要がありません。
接着性ブリッジは、次のような特長があります。
いいことずくめのようですが、一般的なブリッジに比べて「外れやすい」というデメリットもあります。
一般的なブリッジと比べると、次のような違いがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
一般的なブリッジ ![]() | ・固定する力が強い | ・健康な歯を大きく削る必要がある |
接着性ブリッジ ![]() | ・ほとんど歯を削らない | ・固定する力が弱い |
接着性ブリッジは、すべての症例に対応できるわけではありません。次のような条件があります。
・接着する両側の歯が、天然歯であること
・接着する両側の歯が、健康であること
・噛み合わせの力が強くかからない場所であること
この条件を満たせない場合は、一般的なブリッジ治療、インプラント、入れ歯を提案させていただきます。
失った歯を補う治療法には、インプラント、入れ歯、ブリッジ、そして接着性ブリッジがあります。それぞれメリット/デメリットがあり、一概に「これがベストだ」といえる選択肢はありません。
最終的には、患者さんが何を最優先するかによって、最善の選択肢は変わってきますが、インプラントや入れ歯ではなくブリッジを希望される方で、ご自身の歯をできるだけ残したいという方には接着性ブリッジをお勧めしています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。